山の中腹に位置する200坪の敷地に計画しました。
眼下に広がる広大な景色を
リビングのソファに座りながら、ダイニングチェアに座りながら
またキッチンで料理を作りながらなど
様々な場所から見える設計をしました。
東西にできるだけ建物を長くして大きな窓を設けることで
南風を北側へとしっかり抜ける通風計画をしたことにより
日々の自然換気の他
真夏でも極力エアコンを使わずに生活できるように配慮しました。
リビングとダイニングとキッチンを三角形の位置関係にすることにより
家族同士の会話がしやすくなっています。

キッチンに立った時の視線

勾配天井から外の軒に向かって同じ杉の板を貼り、リビングの室内の壁と外壁を同じ塗料で繋げることにより縁側がリビングの一部に感じられるような設計をしています。

風景に馴染み、末長く愛せる建物の形を考えました。

夜、帰ってくるのが楽しみになるような照明計画を考えました。